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-なずな(ぺんぺん草)-10年以上の長い鬱病から抜け出し、これまでの過去の上に少しづつ色んなものを積んでいきたい。過去と現在、そしてこれからのことについて思うことを 現在27歳 人生の第2幕 スタートなりぃ!


by SkyBLue-KT
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何の為に生きるのか

何の為に生きているんだろう
って言葉をよく聞く。

人それぞれ考えはあるだろう。
僕は、生きる為に生きているんだろうと思う。

人間以外の動物や植物は
今日や明日やもうちょっとの日々を生きていくためだけの
食料を取ることに生活の大半を費やす

人間もそれでいいと思う。
まずは食べるために働く。
働けること、働ける体が有ること。
これだけでもある人から見れば幸せなことかもしれない。
そんな働き、生きている中で
人や何かとふれ合いながら
目標が出来たり、感動したり、優しくなれたり、
そんなことが一つでも経験出来たら
幸せと言わずになんと言おうか。

でも、多くの人は生きれること、普通に生活出来る環境が
あたりまえなものだと思ってしまうんだろう。
人は自分を不幸だ不幸だと、自分に無いものを数えるのは得意で。
そうであるのは他の誰かのせいなのかもしれないし、
環境のせいかもしれないし社会のせいかもしれないけれど
そんな事を乗り越えたところに、心の幸せがあるんだと思う。
# by skyblue-kt | 2006-11-04 03:24

仏教

仏教と聞くと
生臭坊主とか、なんか薄暗というか、胡散臭いというか(笑
そんなイメージで捕らえている人も少なくないと思う。

お遍路の旅を通して仏教に少し関心を持ち
少しずつ本を読んだりしているけれど面白い。

面白いというか
まず、宗教と聞くだけで良い印象が無かったし
小学生の頃おじさんの家で行われていた日曜学校で読む
聖書に関心が向かなかった事もあり
宗教と言われるものに対する認識に誤解があったのかもしれない。

読んでみてまずびっくりしたのが
とても現実的な内容だということ。
TVで人気の細木数子のお悩み相談を見ているよう。
そして、その中の教えも
僕が日々感じている事に近く、また深い。

世界の仏教界の偉い方の集会で
その観念を明確にするために掲げられた5ヶ条があるらしい。
1.悲創造神主義
  この世は神が作ったものでは無いく、私たち一人一人が作っているもの。
 こうゆうふうに書かれてある。
  明治の昭憲皇太后の歌 
   「もつひとの こころによりて たからとも あだともなるは こがねなりけり」
  が紹介され、猫に黄金を見せても宝ではない。総て我々の頭の中のこと。
  だから人間は環境が変われば、物の見方も変わる。幸だ不幸だと思うのも同じ。
  また、高杉晋作の 「面白く なき世の中を 面白く すごすは人の 心なりけり」
  を紹介し、こうゆうのが非創造神主義だと言っている。
   男前が悪くても、若い娘から見れば羅漢顔に見えるかもしれないけれど
  養老院に行けば、元気で若くて美しい立派な好男子に見える。
  人によって良くも見え、悪くも見える。これが非創造神主義。
   
  このブログで書いていたようなことと同じような内容で
  自分の意見なのか本の要約をしているのか解らなくなってくる(笑

2.平等主義
  例えば、男女が有るけれども、男では子供にお乳はやれぬ。
  かといって女はどえらいヒョウタンのようなものをぶら下げて
  男のように野山をかけずり回れない。だからそれぞれの特徴を認め
  種族が違うだけで、どちらが偉いとか偉くないとかいう問題ではない。

3.大慈非主義
  一方を愛し、一方を愛さなず。の偏愛でなく平等に愛すること
4.理想主義
  仏教の理想主義は、空想的では無く、より現実的である。
  つまり、観音様が雲の上からドロドロと出てくる絵のように
  そんな仏様があるかのごとく思っているのは間違い。
   また、仏教は酒の味のように言葉ですべて表現できる物でも無い。
5.自覚主義
  上の4大主義を自覚することで、自分だけでなく、世のためになる。

今読んでいる、澤木興道 法華経を読む ー 大法輪
の閣冒頭部分を要約するとこんな感じです。

仏教には他の宗教には無い、
読むだけで、生活に生かせるような身近さがある。
昔の人も今の人も同じ悩みを持ち生きているんだと感じさせる柔らかさがある。
そして生きることが楽になるようにと何千年という長い年月、代々伝えられてきた
暖かさがある。

  
# by skyblue-kt | 2006-10-29 12:08

秋風

少し冷たい秋風が心地よい季節
春も夏も好きだけれど
秋もいい。
肌触りの良い暖かい長袖を着て秋風の中にたたずんでいると
どの季節とも違うこの秋風のように
僕の心も、
すがすがしさだったり、
冷静にくるまれた情熱みたいなものだったり
少しのもの悲しさだったり
そんなもので満たされていく。

もうすぐ九州にも紅葉シーズン到来
楽しみであります。
# by skyblue-kt | 2006-10-28 22:36
最近残業残業でして、お返事遅くなり申し訳ありません。
コメントの文字制限があるようで投稿できなかったので
こちらに書かせてもらいます。
雨降って暇だからって書きすぎでしょうか?(笑

僕も他人と人生を入れ替えるかと問われれば、「NO」かなぁ
自分という人間を昔よりは格段に理解出来るようになって
短所は沢山あるけれど、少しずつ解決していけばいいやって
楽観的に捕らえられるし、その短所の為に他の人に迷惑をかけてしまっても、
その人々に感謝の念を持ち言動すればいいんではないか、
僕は生きていて、みんなも生きているんだから。
上手く表現出来ないけれどそんな理由です(笑 
もちろん良いところも沢山あるし。
そしてどんな環境にいても、幸・不幸を決めるのは結局は自分の心ですし。

先日TVを見ていると親王様ご誕生についての番組で
紀子様の実家にはTVが無いということで
コメンテーターが、「TVは人を馬鹿にする」
とTV出演者とは思えないことを発言していましたが(笑
それは僕も思っていました。
TVからの情報や価値観を何も考えずに大衆の考え、
自分の考えとしてしまう。
お金があること、美味しい物を食べること、結婚すること、容姿が綺麗であること、
わかりやすい幸ではあるけれど、その裏にある不幸や
その反対側にある幸を考えなければ、多くの人々は不幸ということになってしまう
気がします。
郵政民営化に私利を捨て勇気を持って反対した立候補者に
刺客を放った小泉政権が圧勝という事態が象徴的に思う。
そうゆう誰かの嘘に付き合って、不幸だ不幸だと言っている人が
沢山いるんではないかって思う。

知り合いに、20代で会社を立ち上げ金銭的にも、人間関係にも
不自由なく生活しているように見える人がいましたけど
やっぱり悩むことは多々有って、幸せじゃないよ、なんて言っていました。
a-tenarさんはゲームはされないと思いますけど
昔やっていたロールプレイングゲームっていって
敵を倒して、キャラクターを強くしたり、お金を得て装備品を良い物にしていくって
ゲームがあるんですけど、どんな強敵をも雑魚のように倒せ、これ以上の装備品は無い
くらいにまで育ててしまうと、むなしさを感じました。
人生もそんなもんじゃないかなって思います。
ある事に成功した人が、もっともっとと違うことに挑戦するのも
登っていくことに楽しみや幸福を感じるんじゃないかなぁと。

そうゆう意味では、内面的なものではあるけれど
僕には沢山の克服できるものがあり、
日々、それを改善するべき方法を考え、そしてちょっとした勇気を出して
それを実践する。そして何かを得ながら成長していくことは
人生の楽しみの大きな一つであるように思います。

僕も大学時代の最後の一年に入る前、大学に行って卒業研究するに当たって
研究室の人達の中に入っていくのがとても怖かったです。
それでも、なんとか乗り越えることが出来て今があるような気がします。

今思うことは、どんな時にも余裕を持つことと、少しの勇気の大切さです。

人それぞれで、自分の経験から考えて何かを得ていくしかないと思いますが
こうやってたまに思ったことを交換しながら
お互い、自分を知る=自分を好きになっていければと思います。
またコメントしてくださーい(笑
# by skyblue-kt | 2006-09-16 10:53

玉響(たまゆら)


我が国日本には四季が有り、季節がうつろいゆけば
その時々の喜びや、寂しさや、色んな感情が巡ってゆく。

そんな中で、自然と共生する中で、感情豊かな私たちが育まれている。

日本語もまた豊かだ。
麗らか、青田、薫風、待宵、茜雲、氷雨、雪明かり等々
季節の一瞬を表現した言葉だけれど
ほんの数文字の言葉が、その時々の情景や人々の生活・心模様なんかを思い起こさせる。
そんな言葉がいっぱいいっぱい有るわけで、言葉一つ取っても素敵な文化だと思うし
その一言葉、一言葉に思いをはせることが出来ることも素敵なこってす。

玉響(たまゆら)
翡翠や瑠璃、真珠等の宝石が触れ合って、微かな音を立てる様子から
かすかな、とか、はかない、といったことを指す言葉。

君が手と我が手と触れしたまゆらの 心ゆらぎは知らずやありけん 太田水穂

その響きや文字を含め
日本の花々を見たときに感じる、美しく儚いあの感じと
同じ雰囲気を持った、日本らしいとっても美しい言葉だなぁ思った初秋夜。
# by skyblue-kt | 2006-09-03 00:15