四国 夏 旅2日目
2006年 08月 18日
夜明けの眩しさと、朝を迎えた虫達の陽気な声々に目を覚ます。
ふと外を見ると、おっちゃんが外に居たので挨拶し、暫く話した。
バイク歴30年以上、おっちゃん曰く、国内は制覇したらしい。
僕なんかは、へっぽこライダーなんで、そろそろ車もありだなとか思っちゃってます。
キャンプ場の管理人とも話していたんだけど、帰り際
またきてよ~と言われたけれど
暇なのはすごくわかるけれど、僕にも旅があるので
「いやいや~ あはは」 と笑いを残し
エンジンの回転数を上げながら、颯爽と去っていくのであります。
そして少し行ったところで、おもむろにバイクを道脇の方に止め
ごそごそと荷物の中から地図を取りだし、
どこいこっかな~と思案するのであります。
そこで見つけたのがキャンプ場から10㎝くらいの所に
石鎚山という日本100名山の一つに数えられる山。
最近運動不足で、動きたい盛りだった僕は観光がてら登山することに。
向かう途中、清流のあまりの美しさに数十分足止めを食らったり
おばぁちゃんが道脇で焼くとうもろこしにやられそうになりながら
ふもとに到着。
登山口にある小さな販売店のおっちゃんから
片道2時間とか、いろいろと情報を仕入れ、
また、登山の準備を何もしていない、
おいらのファッションチェックをしてもらうと
「若いから行けるでしょう~」
というお墨付きをいただき
憂いも無く、やるき満々でいざ出陣でございます。
登山する人同士って挨拶するんですよ。
知ってますか? ぼ、ぼくちんは知りませんでした。
登山初めてだったんで(笑
連休中で登山者も多く、多分人生で一番多く挨拶したんじゃないかなって思います。ハイ
挨拶も勉強になるもんです。
初登山にしては少々強敵ではありましたが、
感想としては、なかなかよかったです。
これからもちょくちょく登山できればなぁと。
その時もポリシーとして普段着は譲れませんっ
買う金無いんだろう。とか、いつか死にそう。とかって声がどこからともなく聞こえそうですけど。
最近、旅で城下町や古いお寺や自然を目にすると
よく昔の人の生活や、想いを想像しちゃうんですけど
今回の石鎚山の清く・神秘的な自然を感じながら
いろいろと考えていた。
やっぱり日本はいいとこです。
今日のキャンプ場は真夜中の3時頃から4時にかけて
ゲリラのように忍んで来て、打ち上げ花火を鳴らしては
笑いながら走って逃げていくという、
イラクのアルカイダもびっくりな
極悪悪質集団に悩まされ、泣きそうになった。
by skyblue-kt
| 2006-08-18 23:51